青春俳句講座 初桜 [読書]
水原佐保 著「青春俳句講座 初桜」を読み終えました 。
ジャンルは一応ミステリーだと思うんだけど、人が死ぬわけではなく、日々日常のささやかな謎を解いていくという感じの内容です。
加納朋子 著「駒子シリーズ」に似ています。
長野県が舞台なのですが、俳句を題材にしていて、季節の美しさ・日本文化の美しさが伝わってきて、季節の風を感じられるような爽やかな内容の小説です。
脇役達のキャラが立ってないとか、文学的過ぎて内容が分かりづらいなどの問題も少しあったけど・・・。
でも、俳句の楽しさが凄く伝わってくるし、俳句が身近に感じられたのは、自分としては本当に良かったです。
続編も出そうな感じなので、違う季節の続編を期待しています。
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