映像デバイスの未来、ブラウザメディアの未来@日本青年館 [Web技術]
8月29日に「第6回テレビとネットの近未来カンファレンス ~ 映像デバイスの未来、ブラウザメディアの未来 ~」というセミナに参加しました。
■第一部 テレビとネットの最前線
株式会社メタキャスト代表取締役 井上大輔スニークプレビュー
一番気になったのが、映像コンテンツにタグを付けていく、Deep Tagging(はじめて聞いた)の面白さ。
同じ映像コンテンツでも、人よってタグの付け方が全然違うので、タグだけでも一つのコンテンツとして成り得てしまうっていうのが凄かったですね。
Deep Taggingの海外事情として、以下のサイトを紹介していました。
あと、タグにも性格が出るっていう話が面白かったです。
性格は大きく分けて4つ
- チャプター系 : ひとついればいいかも・・・。
- 突っ込み系 : 気の向くままにタギル
- 解説系 : URLなどの補足情報を付ける
- ブルグ系 : 文章力が必要
これからは、映像コンテンツのタグを付けるタグ職人みたいな人達が出てくるかもしれないですね。
■第二部 「映像デバイスの未来、ブラウザメディアの未来」
神田敏晶 & 橋本大也 &麻倉怜士(スペシャルゲスト)
印象に残ったのは、「貴重な番組ほど見ないで保存する。見たいほど、結局見ない。録画して安心」という麻倉さんの発言でした。
たしかに、そうですよね。結局HDDレコーダは、見てないけど消せないデータでいっぱいですから(笑)
あと、著作権に関しても提言していました。「行過ぎた著作権がマーケットを小さくする可能性がある」 音楽業界の二の舞にならないといいんですけど・・・。You Tubeも著作権管理のゆるさが流行りに繋がっているんですよね。まだ、YouTubeが立ち上がってから18ヶ月なのに。
橋本さんの話の中で、「チャンネルの概念がなくなる」というのは面白かったです。インターフェースがチャンネルではなく、キーワードや地図など他のものに置き換わっていくそうです。
- Mickey.TV アーティスト名からミュージックビデオを検索→再生
- Virtual Video Map 地図から、選んだ場所に関する動画を再生
神田さんから、ネットを日本語化する:Japanizeの紹介。
麻倉さんから、リクルートによるじゃらんAPIに関する情報がありました。リクルートはデータプロバイダーと認識しているので、加工せずに情報を提供していくそうです。
はじめて、このセミナに参加したんだけど、すごく面白かったです。
映像とネットの関係性の重要性は認識していたけど、先のことが見えてなかったんですよね。今回のセミナで、ある程度見えたような気がします。
自分の環境下では、あまり知ることのない情報ばかりだったので、非常に参考になりました。
また、参加したいです。
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